緊急入院時/通院の付き添い~看護師~

看護師

2022年4月施設入所中の方が、発熱や嘔吐・腹痛を主症状とし施設から救急搬送されました。
施設からの救急搬送時には、施設職員が付き添いました。ご家族の付き添いができないため、保険外サービスをしている看護師へ連絡があり救急外来での付き添いを行いました。

救急外来での付き添いは、検査の説明や検査同意書の記入、検査、処置などをして、状態を担当医師から説明されるまでの時間が数時間となります。検査などの結果、入院が決定して病棟へ上がるまでも入院時の手続きに必要な書類記載などがあります。

検査の結果、翌日に緊急手術となりましたが、順調に回復し数週間の入院後、施設へ帰られました。

6月になり術後の経過フォローのための診察があり、ご依頼がありました。
すっかりお元気になり、笑顔がみられとてもうれしく思いました。
病院到着後、採血へ。診察待ちの間は、お茶の購入のため売店へ。ご自分で麦茶を選ばれていました。
右麻痺がありますが、姿勢を正して飲水介助します。
暑かったせいもあり、一気にごくごくと飲用されました。トイレでの排泄介助も行います。

診察では、採血の結果特に問題なしとのことで治癒となりました。

施設職員が緊急対応などで持ち場を離れることで施設内での業務が滞ることもあります。
地域で保険外サービスを行う医療者の存在について知っていただき、地域や施設などと連携しそれぞれの立場で活躍できる事を願っています。

患者様の状態を医師から聞くことや、ご心配されるご家族へ状態を報告する事など医療者としてできる事、もちろん患者様へ付き添って声をかける事や検査の説明や待ち時間に状態の観察、必要なケアをするなども安心感にもつながる事が期待できます。ご利用者様からも感謝の言葉をいただきました。

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