医療的ケア講師のお仕事を紹介します。
医療的ケア教員は、看護師・助産師・医師資格取得後5年以上の経験と医療的ケア教員研修の受講が必要です。
喀痰吸引・経管栄養等の医療ケアを担当する介護職員に指導でき、介護職員が受講する実務者研修などの授業科目「医療的ケア」の講師も可能になります。
指導看護師は、訪問看護や介護施設で働く看護師にも資格取得者が多く、実地研修の指導もしています。
介護職への医療的ケア講義で感じることは、受講生の年齢層の幅も広く介護職員や学生の方たち、これまでの生活背景や個人の価値観などを踏まえ指導することの必要性をとても感じます。
また、実務者研修については、自己研鑽のために受講する方もいれば、介護福祉士受験を目指すために受講する方もいます。目的が違うことで取り組み方や、知りたいことも違うのが印象的です。
自己研鑽のために受講する方は、症例などを踏まえ話すと興味を持ちますが、受験資格のために受講する方は試験対策のようなここが過去問に出ていたなどと話すと興味を持つ等取り組み方にも違いがあるように思います。
介護専門学校の学生から、介護現場といっても小児・高齢者・障害・居宅サービス、デイサービスと普段の関わる利用者の違いから、医療的ケアの講義内容についても統一的ではなくそれぞれの現場に適した対象をイメージしやすいように指導しています。
看護師の臨床現場での勤務での患者対象ではなく、介護職員や介護専門学生に対しての看護師が講師となる仕事もあります。
医療的ケア教員についてもyour supporへお問い合わせください。
また、医療的ケア講師をされている方たち、JUNAでのつながりを持ち教育についてのお話もしたいと思いますので医療者の方もJUNAへお問い合わせください。