長野県 夜間訪問看護~事例ご紹介~

活動

長野県で、看護アレコレ で保険外サービスをされている 金子琢也看護師 の事例紹介

Aさん 70代女性 既往歴はない。
現在は一人暮らしをされている。
夫は2年前に死去、子どもは他県で生活。
昨年、空き巣未遂があった。
それ以降
A様
A様

夜、家のすぐそばでエンジン音がする」「倉庫からシャーシャーと音がする
何度か警察を呼んだことがある。
警察が来ても、住宅付近に怪しい者はいなかったといわれた。
「警察が来ると、怪しい者はパトランプで気づいて逃げてしまう」「警察に気のせいと言われた」とても不安が強い

 地域包括支援センターから、夜間の見守り、付き添いをしてほしいと依頼があった。
契約後に、週1,2回の頻度で、20時~22時までご自宅に訪問。
しかし、スタッフが訪問した際は、エンジン音、倉庫からのシャーシャーという音は聞こえなかった。Aさんからは「今日は(怪しい者)来ない日ですね」と言われた。
Aさんは話し好きで、友人と毎月旅行に行く話や、亡くなった夫の話をよくスタッフにしてくれた。
近所付き合いも良い。

 Aさんが気になるエンジン音や倉庫からのシャーシャー音を録音するために、ボイスレコーダーを設置した。実際には録音はされていなかった。
別日に、スタッフがAさん宅に一晩泊めていただいたが、それでも聞こえなかった。

A様
A様

「怪しい犯人は捕まらないけど、こうやって話しを聞いてくれるだけで楽になるんです」

「来ていただいてありがとう!」

 Aさんからは、安心感とお礼の言葉がありました。
 実際の怪しい者については、正体がわからず、エンジン音や倉庫からのシャーシャー音も聞くことはできなかった。
 
 しかし、否定も肯定もしないで夜間に寄り添うことが、大きく不安を緩和されるのだと考えた。
 Aさんにはメンタル的な既往歴はなく、現在も生活は自立されている。
 しかし、夫がなくなってから独居であり、毎日の夜は不安であることは容易に想像がつく。
 不安な時に訪問してほしい。
 そんな時こそ柔軟に対応できるのが保険外看護サービスの強みであると感じた案件であった。

長野県で活動する、金子琢也 看護師のホームページです

外出支援 | 看護アレコレ | 安曇野市
利用者さんの心身の健康増進のために、自己決定に基づいた看護を提供致します。外出支援や通院支援等を行わせて頂きます。 看護アレコレ

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